Joni Mitchell の70歳の時のCBSのインタビュー

Joni Mitchell の70歳の時のCBSのインタビューは面白い、色々な話を笑いながらしている。
Joni Mitchell はある時、70歳の歌手Mabel MercerがJoni Mitchellの昔の有名なヒット曲”Both Sides Now”(日本では『青春の光と影』と訳されてしまった)を歌っているのを聴いて、終わった後に楽屋に行って、『こういう歌はあなたの年齢の人が歌うべき ものだと分かった』と言ったら、ババアと言ったと思われて、Mabel Mercerに嫌な顔をされてしまった。その時、Joni Mitchell は自分がJoni Mitchellでこの曲の作者だとMabel Mercerに先に言うのを忘れてしまっていた。しかし、これをヒントにJoni Mitchellは、この曲を再録音した。
20代の人が、”I’ve looked at life from both sides now,from up and down, from win and lose and still somehow, It’s life’s illusions I recall,I really don’t know life at all”(人生を表からも裏からも見た。上からも下からも見た。勝つ事も負ける事も経験したが、人生の幻想しか残らなく、人生がどんなものかまだ分からな い)と歌っても、説得力がない。本当に経験した人が歌えば、やっと意味が伝わってくるかもしれない。そうJoni Mitchell は思って、新しいバージョンを録音した。そのバージョンでは、言葉一つ一つの意味が出る事を意識して歌った。それはメロディーを歌うだけではなく、詩の語 りの延長だった。しかし、入り込んで歌うわけではない。その言葉も演劇の台詞のようにクールに歌っている。Judy Collins も73歳になってこの曲をライブのDVDで再び録音している。
インタビューしている人は、Joni Mitchell が一番よく比較されている詩人はSylvia PlathとAnne Sextonだと言う。Joni Mitchell は、それに対して『シルヴィア・プラスは暗い、アン・セクストンは頭がおかしかった。私はどっちでもない』と言う。シルヴィア・プラスは、実は躁うつ病 だった。シルヴィア・プラスはハイな気持ちになっている時に、まるでヴァン・ゴッホの絵のようなイマジネーションを思いっきり膨らませたイメージを言葉で 描く事が出来た。Joni Mitchellのアルバム”Hejira”の時に書いた詞の世界は、僕にとって、そういう時のシルヴィア・プラスと少し似ている世界観を感じさせる。
https://www.youtube.com/watch?v=tKQSlH-LLTQ

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