文明は本当に良いものだったのか?
考え直す時期に来たのではないか、ジョン・グリーンは語る?
アメリカのインディアナ州で作られているcrash course channelの歴史の映像。
絵、アニメーションや映画からのクリップも使い、英語だけど見やすい。
4000年の文明(メソポタミア、エジプト、中国、インド)というものは実際どう作られたものだったのか?
今まで西洋では文明を誇り高いものとして見て、文明人が野蛮人に教育しなければいけないというふうににも見てきたが、そのような考え方をこのヴィデオでチャレンジする。
少しアナーキズム(無政府主義)の事も語っていると本人達も、その説明で書いている。
Civilization (文明)、War (戦争)、Disease(病気)等のテーマもあれば、世界史のチンギス·カンとモンゴルについての映像もある。どれも歴史好きな人には楽しめる。
文明国家は一つの権力が大勢の人々を奴隷にして作ったものだった。文明国家が作られるとそこから逃げて行く人たちがその周りに新しいコミュニティーを作っていたのが歴史的に見れる。Civilization (文明)、では中国が文明国家を作ると、その周り逃げた人々が作った文化が今残っていると、語る。日本の弥生の人々も元々は戦国時代だった中国から逃げて来た人々というふうにDNAの研究で最近発表されている。
大きな文明国家が作られた目的が、良い生活と文明をみんなに与えるという人類愛的な発想からきたものではなく、むしろ利己的な欲望から来ていたと語る。
“The greatest happiness is to vanquish your enemies, to chase them before you, to rob them of their wealth, to see those dear to them bathed in tears, to clasp to your bosom their wives and daughters.”- Genghis Khan
『人生で最も幸せに感じる時は、敵を打ち負かし、目の前に追い回して、彼の財産を全てうばい、涙に包まれた彼らの家族を見ながら、彼らの妻や娘達に暴行する時だ。』ー チンギス·カン。
現在少なくてもチンギス・カンの子孫は1600万人いると科学者は発表している。
http://news.nationalgeographic.com/news/2003/02/0214_030214_genghis.html
(An international group of geneticists studying Y-chromosome data have found that nearly 8 percent of the men living in the region of the former Mongol empire carry y-chromosomes that are nearly identical. That translates to 0.5 percent of the male population in the world, or roughly 16 million descendants living today. )
古代文明の侵略の話を読むと、チンパンジーや猿の群れが他の猿の群れを侵略する時の話しと似ている気がする。一つの猿の群れが他の群れを襲うと、そこの男達と子供達は殺され、女たちは新しい男達のモノとなり、その子孫を生むことが要求される。
戦争の目的は、今では大企業が資源を得る事だとすると、昔は食料と女を得る事だった。古代の中国で、帝王が5000人から6000人の正式の妻を持つことが多かったのは、戦争と国家を成立する一つの目的が多くの女を集めて、自分の遺伝子を持つ子孫をたくさん作ることだった。それによって、一つの文明が広まった。
一つの”民族”、一つの国家は侵略と暴行によって作られた。文明的な生活は、そこから発達したものだった。
The Mongols
Re-thinking Civilization: 文明を考え直す