Chimeras and Consciousness -Evolution of the Sensory Self – Edited by Lynn Margulis, Celeste A. Asikainen and Wolfgang E. Krumbein

https://mitpress.mit.edu/books/chimeras-and-consciousness

2015年の新年の1月1日、僕は一日中この本を読んで過ごした。
これは素晴らしい本である。
世の中の見方を変えてしまう力が、ここにひそんでいる。

これは2004年にニューヨークで行われた科学学会に出た科学者達のペーパーを集めた本。
一般向けのものではない。
ジャーナリストが書いたものでもなく、本物の科学者が科学の学会で発表したレポートを集めた本である。
MIT(マサチューセッツ工科大学)が出版している。編集はLynn Margulis.
文学の研究とバレリーナをやっていた彼女は、まるで文学のような科学文書をかける生物学者。

遺伝子科学がどういうものであって、人間はどう作られていて、人間の持っている意識とはどんなものであるか。
こうした研究は90年代以後に急速に発展してきた。
遺伝子科学や遺伝子工学が今進んでいるのは今まで考えられなかった事が分かって来ているからだ。
この本には生命科学者、脳科学者、細胞生物学者、 家族療法医 心理学者、遺伝子科学者、科学歴史学者、徴生物生態の研究者、霊長類学者、生化学者等がそれぞれ短い文書を書いている。
地球に最初にあらわれた生命から私たち人間は全て進化している。
遠い過去から存在するミクロの世界の影響がどのように私たちに現れているか?
私たちは何であるか?

過去の時代では、ダ・ヴィンチやゲーテがそうであったように、芸術にかかわつている人は常に最新の科学の動きを理解するべきだと僕は考えている。科学と芸術文化の活動は切り離せない。両方共に人間を変えていく役目を持っている。

70年代のピーター・ガブリエルはニューシネマ、ユング、東洋哲学や世界文学が好きな大学生や知的な研究が好きな人々の為に作品を書いていた。必ずどこかにそうした新しい芸術を求めている人々がいるはずだ。
たくさんの人よりも、そうした人々の為の作品は作って行こう。

 

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