哲学者スラヴォイ・ジジェク(Slavoj Zizek)の解説する映画”They Live”

元ユーゴの共和国、スロベニアの哲学者スラヴォイ・ジジェク(Slavoj Zizek)は十代の頃からシネマ好きで、難解というふうに知られているジャック・ラカン派の精神分析学を映画やオペラや社会問題に適用している本をたくさん発表している。次の本が、僕のお勧め:Looking Awry: An introduction to Jacques Lacan through popular culture, (MIT Press, 1991).鈴木晶訳『斜めから見る──大衆文化を通してラカン理論へ』(青土社, 1995年)
僕はスラヴォイ・ジジェクのファンであり、ラカンの文書にはユングと共通する考えを最近多く発見している。そして、ユングも”ニューエイジ”解釈から外したより科学的な解釈が必要だと思っています。ジジェクにはアメリカのStand-up Comedian(ウディ・アレンやジョージ・カーリン等が僕は特に好きだが)と共通する物事の説明の仕方がある。このジジェクのリンクでは80年代のアメリカのSF映画”They Live”をサンプルの例に使って、私達は普通の日常生活にも、様々なイデオロギーのプロパガンダに気づかずに囲まれて生きている事を見せている。人は自由に生きていると思い込んでいるが、町を歩いているだけでも様々な指示に囲まれている。そして、それにしたがってしまうが、したがってしまっている自分に気づきたくない。ファンタジーの世界に生きていたいのだ。そして、人は自分のファンタジーを見ながら、自分で自分のストーリーを頭の中で作ってしまう。この映像では、あるサングラスを付けると世の中が変わって見えてしまう場面。広告や雑誌の表紙には人間をみんな、ある方向性に向けさせるようなメッセージが入っている。それを殆どの人が気づかない。
短い映像の中でリアリティーとは何か?、と考えさせる。それも面白く語れる。コメディーとして深い内容を語った時、最も効果的になる場合がある。そのような語り手になりたい。
————————-
明後日、渋谷のラスト・ワルツで西洋哲学、心理学と音楽、文化との関係について語るトークショーをやります。トークの相手は宮田茂樹さん(音楽プロデューサー)で、小沼純一さん(文化評論家・詩人)がゲスト参加をします。他にはない、とても面白い話しになると思います。ラストワルツのページはこちらにあります。
また、facebookのページはこちらです:
よろしくお願いします。
Ayuo Takahashi

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google photo

You are commenting using your Google account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s