Ayuo’s “Night in the Gallery” from the Christmas concert in 2015

A performance of my song “Night in the Gallery” from the Christmas concert in 2015 with dance movements by Ayuo and Nashaal.
昨年の12月のライブから『Night in the Gallery』(夜の美術館)。
オリジナルは Ayuo and Seashell のCD『dna』で弦楽器を含んだアレンジで入っています。このヴァージョンはAyuoとNashaalのダンスの動きと共に演奏しています。曲の2番と3番のになので、ヴィデオは短めです。3分以内です。良かったら見てみてください。
Ayuo: Vocals, Dance
Nashaal Naho Baba Barbara; Dance
Utako Akemoto: Piano
Junzo Tateiwa: Drums
Video by Asako Morishita

A cover of The Kinks’ “Alcohol” performed at a Christmas event

A cover of The Kinks’ “Alcohol” performed at a Christmas event, December 2014
昨年のクリスマス・コンサートからザ・キンクスのカヴァー曲『Alcohol』.
A song about a middle class executive who gets mixed up with a floozie, becomes an alcoholic and winds up in the gutter. Performed with some movements.
アルコール中毒になって、女に騙され、全てを失っていくビジネスマンの役をAyuoが演じている。Floozieの役はナシャール。後半はショパンのプレリュード。
Ayuo: Vocals, Dance
Nashaal Naho Baba Barbara: Dance
Utako Akemoto: Piano, Vocals
Junzo Tateiwa: Drums
Video by Asako Morishita

11月6日のパフォーマンスからBreath of Life とEyes and Movements.

English translation is on the youtube link. please click the link for a full translation.)
11月6日のパフォーマンスからBreath of Life とEyes and Movements.
作詞作曲:Ayuo
物語はハワイ神話『ペレ』に基づく
ペレの妹、ヒイアカ、がロヒアウとカウアイ島で出会う場面。

Ayuoはロヒアウの役、Nashaalはヒイアカの役を演じている。
ピアノは瀬尾真喜子
マイクやPAなしで演奏しています。
僕にとっては動きがサイレント映画の場面のように感じます。

最初の『Breath of Life』は以前に取った録音を流しています。
(録音の参加者はyoutubeのリンクで見れます。)
映像の撮影: Asako Morishita

物語は次の通り:
———————
『ペレ - ハワイの神話』 テキスト, 作詩:Ayuo 翻訳:管啓次郎

火山と地震の女神であるペレはタヒチからやってきて、姉妹たちとともに、ハワイ島東海岸プナの火山地帯に住むことにした。そのとき、彼女は夢で魂となって自分の体から飛び出し、北にあるカウアイ島に住んでいたロヒアウの歌を聴き踊りを見ようとした。ロヒアウは美しい少年だった。彼はその島のフラの達人であり、ペレは彼にひとめ惚れしてしまった。
こうしてペレは精霊としてロヒアウとともに踊った。
ついでペレはロヒアウにいった。「私は姉妹のひとりをそちらに送り、ハワイ島の私の家で暮らすようおまえを招きます。」

それからペレは目を覚まし、彼女の魂は体に戻った。
彼女は姉妹たちを集め、誰がロヒアウを連れてくるかと訊いた。
でも姉妹たちはそれほどの長く危険な旅をしたがらなかった。

ただいちばん若いヒイアカだけが、旅に行ってもいいといった。卵だったころからペレが胸で温めて育てた子だ。
ペレは彼女にいった、「旅に出なさい。おまえを邪魔するものは何もない。おまえの力は女の力。男の力など、比べものにもならない」
未知への長い旅は、自分自身の中での長い旅に似ている。
ある問題に直面するとき、それに似たなんらかの傾向を自分自身の中に見出すことになる、それに気づくことが人生におけるひとつの学びなのだ。
ヒイアカがカウアイ島に着いたとき、ロヒアウは死んでいた。彼の魂はこの生きている者たちの世界を離れ、別の次元にいた。

(Chant) Breath of Life by Ayuo

(命の息よ
人の中に入りなさい

人の心よ
これが命の息です

両目に水をふりかけ
きれいに表れた両手で
足にも水をかける

命の水よ
あなたによって 命を生かしてください)

するとロヒアウは叫び声をあげて目を覚ました
それは生まれ変わりの叫びだった。
もとの体への。

こうしてヒイアカはロヒアウに命を取り戻させ、彼と連れだって、ハワイ島の家に戻る旅にかかった。
ロヒアウはすでに、自分を生き返らせてくれた女神ヒイアカに愛情を抱くようになっていた。
彼は彼女にむかって愛を表そうとするが、彼女はそれに応じることができない。姉のペレのもとに、彼を連れて帰るという約束をしていたから。

(歌)「目と動き」(Ayuo作)
(Song) Eyes and Movements by Ayuo
— with Makiko Seo ans Nashaal

Eurasian Tango (He Needs Something To Believe In )について

ブズーキで2014年の11月のコンサートで演奏する予定の曲の一つ。来月はまず渋谷のLast Waltzで11月6日でコンサートがあります。そして埼玉で11月15日にあります。
https://www.facebook.com/events/551523468326563/

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=600120296753751&id=523623201070128

これは伝統的なレンベティカ(ブズーキの弾き語り)のスタイルで作った曲。この曲はアコーディオン・ソロ、あるいはピアノ・ソロ曲としてEurasian Tango No.3としても演奏されている。また、コンテンポラリー・ダンスの作品の音楽としても演奏されている。
次のリンクはイギリスのRichard Alston Dance company の公演からです。

https://www.youtube.com/watch?v=N-9bxqhXam4

The instrumental version of this song performed on accordion or piano is known as “Eurasian Tango No.3”
It is performed as a solo piece as well as with dance:

https://www.youtube.com/watch?v=N-9bxqhXam4

This version is performed by:

Ayuo: Vocals, Bouzouki, Bass, Lyrics and Music
Wataru Ohkuma (大熊ワタル): Clarinet
Keisuke Ohta (太田惠資).: Violin, Middle Eastern style singing
Clive Deamer: Drums, Turkish Percussion

Clive Deamer はイギリスのバースに住むドラマー。PortisheadやRobertPlantとの共演で知られている。

This was recorded by David Lord in Bath, England for Ayuo’s “Earth Guitar” CD

https://www.youtube.com/watch?v=HV3Zaw9DWPg

尺八ソロの為の作品『太陽と月を飲み込む』A composition for the solo shakuhachi by Ayuo

尺八ソロの為の作品『太陽と月を飲み込む』
Ayuo – Drink Down the Moon and the Sun
A composition for the solo shakuhachi by Ayuo, performed by Christopher Yohmei Blasdel with Ayuo as the dancer。 (Full English translation is on the youtube link.)

この曲はスコットランド系英国の女流作家、アンジェラ・カーターの短編小説から、僕が個人的に受けたイメージを元に作り上げています。
アンジェラ・カーターは日本に70年代に住んでいた。日本人の恋人を持っていた。彼との間に起きる文化的なぶつかりとそれによって気づく自分の姿がテーマとなっている。この曲は終わりに出て来る8小説のアイルランド民謡以外は全くオリジナルな作品です。このアイルランド民謡はアンジェラ・カーターが特に好きな曲で、この曲についてアンジェラはエッセイを書いている。
このエピソードでは、日本人の恋人を追って日本にアンジェラは来るが、その恋人”タロー”との間には大きな見えない文化的な壁があると気が付く。日本の伝統的な響きを聴いている時に、彼女の心の中に昔彼女が聴いていて好きだったアイルランド民謡のメロディーが浮かんでくる。
精神的な破局を迎えそうになるが、それによって自分のことがより分かってくる。この経験によって実際のアンジェラは英国文学史に永遠に残る名作を書く作家となった。

この曲を書いた理由には、外国人あるいは帰国子女として日本に住むというのは、どういう気持ちになるかを語りたかったからです。(僕もニューヨーク育ちです。)

———–
小説家、アンジェラ・カーターがいくらかの「脱出」資金を手
にした時、行き先に選んだのは日本だった。ユダヤ教/キリス
ト教文化圏ではないところで、しばらく暮らしてみたかったか
らだ。

(ドナルド・リチーの本”The Honorable Visitors”よりのアンジェラ・カーターについての紹介)
——————
(アンジェラ・カーターの短編集『花火』よりの抜粋 ー きむらみか翻訳)

彼の名はタローだ、とわかった。初めて彼を好きになった頃、
私は彼をバラバラに解体してみたかった。子供が、その中の不
思議なしくみを知りたくて、ゼンマイ仕掛けのおもちゃを分解
するように。
解剖作業は、すっかり私一人で牛耳ってしまったので、彼の中
には、過去の経験から自分でもとっくに知っていたものしか発
見できなかった。仮に何か新しいものを見つけても、私は確実
に無視した。私はこの作業にすっかり夢中で、それが彼を傷つ
けないかと考えることもなかった。

こんなふうに愛する対象を創り上げ、正真正銘の恋人だ、と証
明書を出すために、私はまた、恋する私、というのが何なのか
という問題に取り組まなければならない。自分で自分を真近に
観て、恋の徴(しるし)を探す。手がかりを、細かく丁寧に。
ほら、みーつけたぁ! 憧れ、欲望、自己犠牲…。私はこういう
症状すべてに一々引っかかってしまった。

で、私はアジアにいたんじゃなかったの? アジア! でも、住
んでいるのにここは遠い。私と世界の間にはガラスの壁がある
みたい。ただ、そのガラスの向こう側には、自分の姿が完璧に
見とおせる。
そちら側で私は、歩き回ったり、ゴハンを食べたり、会話した
り、恋をしたり、ただ無頓着にふるまったりしていた。

自分で望んだ状況が災いだったこと、座礁だったことに気付
いて、私は驚いた。彼の顔は廃墟みたいに見えた。それは私
が世界で一番よく知っている景色、初めて見た時から知らな
いとは思えなかった顔なのに。それは、なんとなく、私が考
える自分の顔というものを映し出しているように思えた。長
いこと知っていて、よく覚えている顔、いつも心の中にこみ
上げてはとどまる幻が、今初めて見える形をとって表れたよ
うな、そんな顔に見えたのだ。
だから、彼がほんとうはどう見える人だったか私は知らない
し、実際、これからも絶対わからない、と思う。なぜって、
彼は空想の形をとって創られた、ただのオブジェだったのだ
から。

Eurasian Tango 5に振り付けたコンテンポラリー・ダンスの映像のリンクがページの下の方にあります。

http://exeternorthcott.co.uk/richard-alston-dance-company-4

今年の3月にイギリスのRichard Alston Dance Companyが僕の Eurasian Tangoに基づくBRINKを演奏した時のExeter Northcott Theatreの記事。ここにもEurasian Tango 5に振り付けたコンテンポラリー・ダンスの映像のリンクがページの下の方にあります。
http://exeternorthcott.co.uk/richard-alston-dance-company-4

Eurasian Tango 5 by Ayuo choreographed by Martin Lawrance

(Short English summary below)
僕の作曲したEurasian Tango 5に振り付けたコンテンポラリー・ダンス作品”BRINK”の素晴らしい映像がyoutubeに載っている。この作品はイギリスの歴史と伝統のある Sadler’s Wells Theatre (サドラーズ・ウェルズ劇場)で初演され、昨年はスコットランドのシアター・ロイヤルで上演され、ついこないだの春にもイギリスのExeter Theatreで上演されていた。Sadler’s Wells Theatre はイギリスでバレエを広めた事によって最も知られている。現在の英国ロイヤルバレエ団は1947年までSadler’s Wells Ballet (サドラーズ・ウェルズ・バレエ団)として活動していた。ロイヤル・オペラ・ハウスが第二次大戦後作られた事によって、団体名を英国のロイヤル・バレエ団 と改名をした。今はバレエの定番となっているチャイコフスキーの『白鳥の湖』の全曲番のイギリス初演も、この劇場で行われた。ロバート・ヘルプマンが主役 のジークフリート王子だった。マーゴ・フォンテイン とロバート・ヘルプマンはここで『ジゼル』や『眠りの森の美女』をパートナーとして踊っていた。男性が白鳥を踊るマシュー・ボーンの「白鳥の湖」もこの劇 場で初演された。次に来る時代の新しいダンスを広める役割をして来た事で知られる劇場だ。今ではマシュー・ボーン、シルヴィ・ギエム、クリストファー・ ウィールドン、等をアソシエイト・アーティストとして登録し、新たな作品の共同制作を行っている。イギリスの最もメイジャーな新聞、The Guardianのレビューではぼくのタンゴの音楽とダンスについて次のように書かれていた:

The opening few minutes of Red Run rank among the finest choreography Richard Alston has yet created. Red Run is a hard act to follow, but Martin Lawrance’s Brink acts as a surprising counterpoint. Set to Japanese tango music, it relocates the feisty, erotic rhetoric of tango to a new 21st-century cultural mix. Particularly arresting is the middle duet in which Lawrance and an elegantly pregnant Sonja Peedo alternate between delicate, almost origami gestures of courtship and an argumentative race for primacy.
このようなところに、このように”21世紀に開かれる新しいミックス・カルチャー”として書いてくれると、今はこのようにがんばっているが、未来があるのではと感じさせる。何とか日本で来日公演出来ないだろうかと心の中で僕は思ってしまう。
動きと音と詩が自分の作品の中心となって来ている。この4ー5年間はフラ・ダンスを週4回、バレエを週2回そしてジャズ・ダンスを週回ローカルなジムで自分もダンスの生徒として通っている。もはや、それで身体の全体のバランスをとるようになっている。

是非、この映像を見てみてください。
曲は1:10位から始まる。
—————-
This is a wonderful video of my composition Eurasian Tango 5 choreographed by Martin Lawrance. It premiered at Sadler’s Wells Theatre, and there are now many repeat performances. Last year it was performed at the Theatre Royal, Glasgow in Scotland and it was just performed at the Exeter Theatre this spring. In the Ensglish newspaper, The Guardian, I found the following review of my music and the dance:

“The opening few minutes of Red Run rank among the finest choreography Richard Alston has yet created. Red Run is a hard act to follow, but Martin Lawrance’s Brink acts as a surprising counterpoint. Set to Japanese tango music, it relocates the feisty, erotic rhetoric of tango to a new 21st-century cultural mix. Particularly arresting is the middle duet in which Lawrance and an elegantly pregnant Sonja Peedo alternate between delicate, almost origami gestures of courtship and an argumentative race for primacy.”

Watching and reading things like this is really encouraging for me. It makes me feel that there may be a bright future for my works.
I hope one day they can perform this in Japan.
Music begins at around 1:10.

Night and Day by Ayuo

『night and day』を歌っているVideo Clip です。
明日、この曲も演奏します。
11月には、新潟で面白いイベントのお誘いを受けました。
2年前に、ローマのネロ時代の料理を再現する会を、新潟のホテルでイタリア料理の専門学校をやっていらっしゃる横山しのぶさんが企画して、それに呼んで頂きましたが、今年の11月はローマ時代よりもさらに前にさかのぼって、イタリアに古代に住んでいたエトルリア人をテーマに料理と,僕と立岩潤三さんの演奏の会をやります。横山しのぶさんから頂いたメールでは、『エトルリアの壁画を見ているとどうしても「楽しい気分」になってくるのです。壁画にある人物はどれも幸せそうで、楽しそうで……なので、サブテーマとして「ダンス」を希望します。『Night and Day』も、ぜひ演奏して頂きたいです。』と書いてありました。この曲はコール・ポーターはモロッコに旅をした時に、太陽の神と月の女神・・中東の古代に魅せられて、作曲した曲なので、古代神話のテーマと不思議にマッチングします。(ここでのキーボード・プログラミングは、海津 賢さんです。)ありがとう。