Monthly Archives: May 2016
The Love We Make by Prince
4月19日のトークショーよりの写真とコメント
昨日トークショーに来ていた頂いた方々の皆様、ありがとうございます。
昨日からの2枚の写真をシェアします。
この2枚の写真は、音楽評論家の関口義人さんが取って頂いたものと宮田啓子さんが取って頂いたものです。一つはステージ上で宮田茂樹さんと小沼純一さんとのトークの途中で、Ayuoがギリシャのブズーキのデモンストレーションをしているところ。もう一つは、終わった後に、関口義人さんと宮田茂樹さんの間に囲まれているAyuoです。
音楽、哲学、心理学と21世紀をテーマにしたトークショーでした。最近、AyuoのFacebookで元ユーゴスラビア連邦共和国のスロベニアの哲学者、スラヴォイ・ジジェクについてよく書いていますが、昨日もジジェクの映像を見せた後に、ジジェクの考えを、どう私達が取り入れる事が出来るか、についても話しました。音楽評論家の関口義人さんが次のコメントを彼のfacebookのページで書いています。
———関口義人さんのフェイスブックのウォールより——–
Slavoy Zizek(スラヴォイ・ジジェク)はスロベニアの思想家ですが、僕は1990年代半ばにリュブリアナ大学で彼に会いました。今晩、渋谷でAyuoさん、音楽プロデューサーの宮田茂樹さん、早稲田大学の小沼純一さんによるトークイベントの中でスラヴォイの短い語りの映像と彼の提言が紹介されました。とても刺激的でした。宮田さんにお目にかかれて嬉しかった。そして小沼さんには、ちょっとしたお願いごとを。
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小沼 純一
宮田 茂樹 其の弐
と共の4月19日のトークショーより。
ザ・トーク・ショー Ayuo, 宮田茂樹, 小沼純一(ゲスト)音楽、哲学、心理学と21世紀,
Prince のColonized Mind
これがあなたの支配者の一人の姿
ピーター・ガブリエルと即興演奏をするお猿さん
ヤドランカ。。。
千田善さんのFBのページより(その後にAyuoのコメントがあります):
ヤドランカさんの葬儀(追悼式・偲ぶ会)は5月9日(月)午前11時からボスニア、バニャルーカ市の国立劇場で。そのあと同市内ブルバニュの市営墓地名誉市民用の区画で14時に埋葬されます。
ヤドランカさんは「悲しまないで。私は十分に歌ったのだから」と語ったそうです。
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ショックで言葉が出ません。昨日、世田谷区の桜ヶ丘の方で練習をしていた時に初めて知りました。Jadrankaさんの住んでいたところの側を通ったところでした。
最後に、何らかの形での、連絡があったのは今年の初め頃に、僕のフェイスブックにアップしていた自分の音源を彼女のFBのページでシェアしてくれていた事です。最後に話した時は、2011年に、『明日、飛行機で治療のためにしばらくボスニアに帰る』という電話があった時でした。
初めて会った時もはっきりと覚えています。1998年に電通に勤めていらした染川理咲さんの紹介で絵描きのスズキコージさんのアトリエで会いました。その後、JadrankaさんのCD『Moon Will Guide You』で英語の作詞を数曲しました。また、このCDには僕の曲『Standing At The Edge』も収録していました。AyuoのCDでは、『Earth Guitar』や『絵の中の姿』『Stoned』等でヴォーカルで参加してもらっています。コンサートやライブでも、数多く一緒に演奏しました。
当時、住んでいる場所が近かったので、時々尋ねて行ってました。1月7日に七草がゆを作ってくれた事もありました。
近々、一緒に演奏した『絵の中の姿』からの音源を、こちらにアップしようかと思っています。素晴らしい演奏で曲を広げています!
国連のレポートでデンマークが世界で最も人々が幸せだと思っている国で、日本は53位
国連のレポートでデンマークが世界で最も人々が幸せだと思っている国で、日本は53位(先進国の中では低い方)と出ています。(この記事を最後の下まで読んでください。)
こちらから国連のレポートがダウンロード出来ます。42ページのPDFファイルです。細かく情報と説明が載っています。
http://worldhappiness.report/…/s…/2/2016/03/HR-V1Ch2_web.pdf
2位はスイス、3位はアイスランド、4位はノルウエイ、5位はフィンランド、
タイ国は33位、台湾は35位、内戦争が80年代に多かったラテン・アメリカのエル・サルヴァドアは46位、ニカラグアは48位、元ソ連のウズベキスタンは49位。
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日本には今、かなり精神的に不安定な人やウツになっている人が世界に比べても多い。そのために『幸せに生きよう』というタイプの名前がついた本、雑誌、ワークショップ等に異常な人気が出ている。”暗い”と思うものには、精神異常者のような反応を起こして逃げて行く。安心するムード・ミュージック、楽しくするもの、だけが売れる状態になっている。これは実際に、精神的に不安定な人が以上に増えているからだと思う。問題をさければ、ハッピーになれる、と思っている人も多い。
僕の個人的な意見だが、生まれつきに脳に異常がないのであれば、ウツになっている人は自分でウツの状態を作っているとしか考えられない。そして、それは考え方を直せば、すぐに直る事だと思っている。
僕自身は”ウツ”という状態があまり理解出来ない。恋に落ちるという状態なら分かる。恋に破られるという状態も分かる。仕事がなく、未来に不安、という状態も分かる。しかし、それ以外で、なぜウツになるだろうか?
生きる事への考え方に狂いがあるのではないのか?
最近の学校では、クラスの半分近くが、何かの精神安定剤を飲んでいる状態が増えている、と聞く。昔は精神セラピーがあったが、最近は流行っていない。流行っているタイプのセラピーには、科学的なものではなく、ニューエイジ思考のものが多い。ユングもラカンも、自分たちはまず、科学者だと言っていた。ユングは神話等の幅広く様々なトピックスについて書いていたが、オカルトまでには走らなかった。
フロイドまではコカインを取るのが治療だった。今、コカインは違法的なドラッグになっている。しかし、今、多くの人が取ってる精神安定剤だけで、本当に直るだろうか?セロティンが足りない、ドーパミンが足りない等という”理由”はいくらでも見つかる。しかし、薬で直った、という人はいるのだろうか?中毒になっているだけではないか?
僕は、一番大きな違いは、人が勉強しないからだと思っている。日本で売れる”本”は、『しあわせになろう』、『金をもうけよう!』、等というタイトルがついているもので基本的な問題をさけている気がする。知識が足りないから問題が起きる、と見ている。
現代科学、21世紀の西洋哲学、等をしっかり見て、理解するところまで行くと、”ウツ”等はありえない。
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アイスランドからビョークが登場した事や、デンマークに映画監督のラース・フォン・トリアーが活動出来ている事。ノルウエイやフィンランドに、素晴らしい芸術家が今活動出来ている事は、この”幸せ”の感覚とつながっている気がする。
考える余裕がある。もちろん、近年のビョークやラース・フォン・トリアーの作品は、メランコリックなストーリー性のあるものを発表しているが、それは精神的に余裕がある環境にいるから出来るものだと思う。精神的に余裕がある環境では、古典的な”悩む芸術家”がまだ成立するかもしれない。
みんなが不安定の国で、殆どの人がハッピーになる事にばっかりに走っている場合は、不安定の状態がますます増幅するだけであろう。
Ayuo MUSIC LESSONS
Ayuo MUSIC LESSONS
最近のレッスンは神奈川県橋本駅のJR出口の隣にあるMeWeビルの7Fと8Fの「杜のホール」の練習室を使っています。
京王線の特急を使うと新宿駅から46分で行きます。
JRの横浜線では横浜から50分で着きます。
出前ギター教室をやっています。
都内のスタジオ、区民センターなどを借りて、レッスンをします。
また、自宅でもOKです。
遠い場合は交通費がかかります。
グループ・レッスンの場合や一か月、3-4回決まってレッスンする場合は割引をします。
ギター以外にも、曲作りや英語の歌なども教えています。こちらのページもみてください。
https://ayuoworldmusic.wordpress.com/2015/06/30/ayuo-music-lessons-2/
ワン・レッスン70分から90分:10,000円
全くの初心者には割引がします。
その他にもディスカウントが出来ますので、お気軽にご相談ください。
こちらで平日の月、水、木はレッスン日として使えます。
他の曜日を希望の方は、場合によってはかなえられるかもしれないのでメールをください。
また、場所についてもご相談出来ます。
なるべく一日一回はメールを見るようにしていますが、都合により返信まで2-3日かかる場合もあります。細かいことは常に電話で決めます。
ご興味のある方は次のメール・アドレスに連絡をください:
ayuoworldmusiclessons@gmail.com