30年前のAyuoとKondo Tatsuoのデュオ

30年前のAyuoとKondo Tatsuoのデュオ。「しずかにおきてごらん」。1985年の2月。この頃よく一緒に演奏していた。
30年前Ayuo Takahashiは別人だった。この映像に写っている80年代のAyuoまだクラシックの音楽教育もほとんど受けていないく、歌も今と違い、発声練習等をしていない人だった。ちょうど、高校になった70年代後半から80年代はピアノ等必要がなく、政治運動をやっている親戚の影響もあり、普通の教育も必要がないと言われていた。この考えは大きな間違いだった。特に音楽学校の先生を20年以上も今続けている自分にとっては、その間違いが大きく感じる。
しかし、一番大きな違いは、ジム等で筋トレを始めた事やダンスを始めた事かもしれない。音楽は身体と繋がっている。考えることさえも身体と繋がっている。体育をしっかりやっていると声の調子や考える事も変わってくる。30年もたつと、細胞は全て入れ替わり、別の人間になっている。昔、このような事があったという記憶だけは残っているが、このような映像を見るとおそらく今のAyuoとは親しくもなれなさそうな人間が写っている。
そして、久しぶりに1月26日にAyuo と近藤達郎が一緒に演奏するコンサートが渋谷のラスト・ワルツであります。
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リハーサル写真 ー 2015年の1月

2015年の1月の立岩潤三のフェイスブックより

第3回 ターン・リターン・リヴォルヴ くるりとまわって TURN, RE-TURN, R-EVOLVE〜太陽をのみ込む夜〜Night Swallowes the Sun…第2回目、午前からのリハーサル終了!じぇねしすのきょくむずかし…(´Д` )w…本番@渋谷ラストワルツ1/26(月)19:30開演です♪ayuo-rehearsing-with-nashaal-and-kondo

ヨーロッパのナショナリズム運動ー2015年よりの記事

2015年の1月のフェイスブックより

この最近、ナチズムが急速にヨーロッパで人気を取っている。今回のパリのテロ事件が起きる前から反イスラム運動、反ユダヤ人運動、そして「移民はヨーロッパから出て行け!」と叫ぶナショナリズム運動は始まっていた。
ナチスの時も政権を取るきっかけとしてはドイツ国会議事堂放火事件というテロ事件が起きて、それを共産主義者のテロリストのせいにして、政府をコントロールした。20世紀初頭では多くのテロリストは左翼系だったが、その事件はナチス党が影で起こしたものだったと歴史が証明している。
今回のパリのテロ事件はナチス時代以来の移民に対する暴力が増えるきっかけとなった。中東から英語でネットに客観的な目で届けているニュースAl Jazeera ではイスラム系の人々だけではなく、ユダヤ人もナチス時代以来のイジメ、差別、暴力や弾圧に合っている事をレポートしている。ヨーロッパではフランスが一番多くのユダヤ人が住んでいたところだが、フランスを去らなければ行けなくなった事を語っている。

http://www.aljazeera.com/…/jews-paris-leaving-after-deadly-…

日本に例えると大久保等で「外国人出て行け!朝鮮人出て行け!」と叫びながら、店を荒らしてこわして行く人が増えた事と似ている。
“Je Suis Charlie” を書く前に、誰がこの事件で得をするか?どこが本当の影か?どんな目的があるだろうと考えて欲しい。ナショナリズムと反移民運動は、誰に一番役に立つだろう?何のためにこの事件は起こされただろうか?事件は必ず多くの人が共感出来るように作らないと意味がない。そのため、犠牲になる多くの人はイノセントの方が良い。
20世紀はヨーロッパやアメリカが中心だった時代だった。今は違う。BRICとよばれているブラジル、ロシア、インド、中国が多くの資源の独占権を持ち始めている。ヨーロッパやアメリカは負けて来ている事が見えている。だから、20世紀のナチズムの再来ではない。別のものになっている。この場合”自由”という言葉も60年代でヒッピー達が言っていた”自由”とは別のもにになっている。むしろ、国家に自由が奪われないようにテロリストから守って欲しい、という方向に向かっている。監視国家に向かうきっかけにもなっている。
”自由”という言葉は閉鎖的で表現が出来ない世界につながり出している。

そして、それに気がつかない人が多い。
また、20世紀のような政治的な運動に関わる事はもはや何の問題の解決にならない。
20世紀に起きた事が、その結果を見せている。
20世紀は終わったと共に、その考え方も終わっている。

(このリンクの下にも多くのヨーロッパのナショナリストと反イスラムのヘイト・コメントが載っている)

https://www.youtube.com/watch?v=zIuSt8NEXbY

Chimeras and Consciousness -Evolution of the Sensory Self – Edited by Lynn Margulis, Celeste A. Asikainen and Wolfgang E. Krumbein

https://mitpress.mit.edu/books/chimeras-and-consciousness

2015年の新年の1月1日、僕は一日中この本を読んで過ごした。
これは素晴らしい本である。
世の中の見方を変えてしまう力が、ここにひそんでいる。

これは2004年にニューヨークで行われた科学学会に出た科学者達のペーパーを集めた本。
一般向けのものではない。
ジャーナリストが書いたものでもなく、本物の科学者が科学の学会で発表したレポートを集めた本である。
MIT(マサチューセッツ工科大学)が出版している。編集はLynn Margulis.
文学の研究とバレリーナをやっていた彼女は、まるで文学のような科学文書をかける生物学者。

遺伝子科学がどういうものであって、人間はどう作られていて、人間の持っている意識とはどんなものであるか。
こうした研究は90年代以後に急速に発展してきた。
遺伝子科学や遺伝子工学が今進んでいるのは今まで考えられなかった事が分かって来ているからだ。
この本には生命科学者、脳科学者、細胞生物学者、 家族療法医 心理学者、遺伝子科学者、科学歴史学者、徴生物生態の研究者、霊長類学者、生化学者等がそれぞれ短い文書を書いている。
地球に最初にあらわれた生命から私たち人間は全て進化している。
遠い過去から存在するミクロの世界の影響がどのように私たちに現れているか?
私たちは何であるか?

過去の時代では、ダ・ヴィンチやゲーテがそうであったように、芸術にかかわつている人は常に最新の科学の動きを理解するべきだと僕は考えている。科学と芸術文化の活動は切り離せない。両方共に人間を変えていく役目を持っている。

70年代のピーター・ガブリエルはニューシネマ、ユング、東洋哲学や世界文学が好きな大学生や知的な研究が好きな人々の為に作品を書いていた。必ずどこかにそうした新しい芸術を求めている人々がいるはずだ。
たくさんの人よりも、そうした人々の為の作品は作って行こう。