http://jonimitchell.com/library/view.cfm?id=3274
人は何にでもなれる!この写真に写っている黒人は女性のシンガー・ソングライターのジョニ・ミッチェルである。アルバム[ドンファンのじゃじゃ馬娘]を出したヴィデオで黒人のポン引きの役で登場している。そして、完全にその役をこなしている。ジャズ界の伝説的な黒人ミュージシャン、チャールズ・ミンゴスはこれを見て、是非ジョニ・ミッチェルとコラボレーションをしたいと申し込んだ。プリンスは、このアルバムで聴けるようなジョニ・ミッチェルとジャコ・パストリアスのインタープレイに影響を受けた曲『So Blue』をデビュー・アルバムに収録している。
人間の肉体や筋肉の動きは二人の両親から来ていて、それとは別に、人の文化的な感覚は育った国の社会や時代によって作られる。しかし、他人は勝手に作り上げたイメージを常に人に押し付けてしまう。両親から伝わった筋肉の動きの限界と可能性も分かりながら、人が押し付けるイメージから自由になったところで、自分の可能性が広がっていく。
ミュージシャンのルー・リードはかつて言っていた『You could be anything. I learned that from Andy Warhol.』(人は何にでもなれる。その事をアンディ・わーホールから学んだ。)