スクリーンに写っている義父マンスールとAyuo

北中正和のフェイスブックのページより

Ayuo
新・音楽夜噺 2015/2/21
吟遊詩人、スーフィー、ロックから発展したAyuo の音と言葉
聞き手:渡邊未穂
@渋谷Li-Po

Ayuo さんの話はいつも果てしなくテーマから逸脱していく。その逸脱がそれぞれ面白い。テーマに戻るまでとても時間がかかるが…。
この日の前半は、異邦人二世のアイデンティティーと伝統の「発見」、異邦人の視点による異国文化の「発見」をめぐる話が中心だった。
スクリーンの写真は2000年にスターパインズ カフェで撮影された義父マンスール。義父の祖父はペルシャ古典声楽の歌手だった。左下がAyuoさん。

Ayuoさんがマンスールさんの歌声に合わせてアイリッシュ・ブズーキをペルシャ音楽風のチューニングで弾く映像がこの後に続きました。

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音楽夜噺 第93夜

今日から来月の終わりまでに4つのコンサートとレクチャー・イベントに出ています。
下記にその4つを紹介します!

情報が必要な人はコンタクトをくださう。
お時間が空いていて、ご興味のある方は是非いらしてください。
どこかで会いましょう!
———————
1) 【日時】2015年2/21(土) 15:00-17:30(開場14:30)
関口義人さん主宰イベント新・音楽夜噺 第93夜「吟遊詩人、スーフィー、ロックから発展したAyuoの音と言葉」
https://www.facebook.com/events/771155209631141/?ref=22

http://ongakuyobanashi.jp/
【会場】Li-Po
東京都渋谷区渋谷3-20-12 Sunx Prime Bld. 2F
【出演】論 者:Ayuo (ヴォーカリスト、ブズーキ奏者、作詞作曲家、舞踊家)
聞き手:渡邊未帆 (音楽学者、編集者)
【料金】予約:1,500円 / 当日:1,800円*共に別途1drink*
【予約】Tel : 03-6661-2200 (平日午後6時以降/Li-Po)

音楽夜噺は、音楽評論家・ロマ音楽研究家として幅広く活躍されている関口義人さんが主宰されている「世界各地の音楽に造詣の深い方々をお迎えして、皆さんと共に音楽を聴きながら、熱く、わかりやすく語って頂く」イヴェントです。

2015年、第93夜は「吟遊詩人、スーフィー、ロックから発展したAyuoの音と言葉」。中世ヨーロッパ音楽に基づくモードによる曲、ペルシャ音楽に基づく曲、ギリシャ音楽に基づく曲、クラシックとスタンダードのアレンジ等について話します。ブズーキと歌の生演奏もあります。
聞き手は音楽学者の渡邊未帆。渡邊未帆さんは現在 Ayuo Takahashiの本を作っています。
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2)2015年3/5(木) マルチ・プレイヤー、ヴォーカリストの上野洋子、尺八奏者の中村明一と25絃箏奏者の久東寿子と共に新作『カール・ユングの夢日記』を含むコンサートをやります。

夢日記 Vol. 1
(The Dream Journals of Carl Jung )
https://www.facebook.com/events/405694206265565/?ref=22

Ayuo 上野洋子 中村明一 久東寿子

3月5日(木) 開場 18:30 開演 19:30
Last Waltz
渋谷2-12-13八千代ビルB1F, Shibuya, Tokyo 150-0002

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この台本と作詞は、Ayuoがユングの大部分のエッセイ、フロイドの後期の神話についてのエッセイやユングの弟子たちのエッセイを研究してから自分の言葉で大部分を書いたものである。

Ayuoが書いた「絵の中の姿」のようにメロディアスで語るような歌が中心にある。
他にはVoiceの実験的な要素も入る作品も含まれている。

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【出演】
Ayuo:歌、ブズーキ、舞、他
上野洋子:ヴォーカル、アコーディオン、ベース、他
中村明一:尺八
久東寿子:25絃箏

開場 18:30 開演 19:30
全席自由 ご予約¥3,000 当日¥3,500(税込み ドリンク別)

問合せ先:オフィス・サウンド・ポット
Tel.03-5374-8373
Fax.03-3303-4866
E-mail soundpot3@gmail.com

メールでの予約はこちらまで、lastwaltz@shiosai.com
1.ご希望公演日時 2.お名前&フリガナ 3.人数 4.お電話番号
を送信下さい。折り返しこちらから確認のメールを送信致します。

曲目:
Ayuo;「ユングの夢日記」よりExcerpts from the Dream Journals of Carl Jung  新作初演

上野洋子:新作

中村明一:Close Your Eyes

ジェネシス(Ayuoアレンジ):「ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウエイ」より「The Lamia」,「Back in NYC」等
Genesis: Excerpts From “The Lamb Lies Down On Broadway ” – “The Lamia”, “Back In NYC”

Ayuo:「絵の中の姿」歌、尺八、25絃箏ヴァージョン)
“A Picture Of You And I” from “What We Look Like in The Picture”


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3) 来月の3月13日に、ドナルド・リチーのジャーナル、およびアンジェラ・カータ—の日本に滞在した時を描いた作品に基づく僕の作曲した『Outside Society』という作品の再演が日本外国特派員協会にあります。
https://www.facebook.com/events/790572190996113/…

作曲(全新作オリジナル):Ayuo
ボーカル、ウクレレ、電子ヴァオリン: Ayuo
尺八:クリストファー遙盟
キーボード:近藤 達郎、声、
朗読:きむら みか

ドナルド・リチー、およびアンジェラ・カータ—作品翻案によるテキスト:Ayuo
日本語翻訳:きむら みか

日時:2015年3月13日
場所:日本外国特派員協会
http://goo.gl/CxZt4o
お問い合わせ及びご連絡は:クリストファー遙盟のフェスブックページにて、またはwww.yohmei.com

入場料:¥3500(ワン・ドリンク込み)

生まれついた文化圏から出たことがない者は、気付かぬまま、そこにずっと縛られている。その人に自分の文化について訊くのは、水の中の魚に水とは何かと訊くようなもの。何も答えられまい(ドナルド・リチー)
作家ドナルド・リチーとアンジェラ・カーターは、どちらもガイジン、つまり社会の外部者として日本に暮らした。生涯を日本で暮らしたドナルド・リチーは、移り住んだ国への明晰で客観的な認識を育む。その客観性は、国家や特定の集団に帰属することからの自由、という態度から生まれる。一方、アンジェラ・カーターは、母国での社会や立場に束縛されることから逃げて、日本にやって来る。両者とも、自身の経験を明瞭かつ抒情的に描写するそのコトバは、文化圏を越えて一人一人に語りかける。
これは、そういう異色の作家たち二人の作品に基づく音楽シアター ピースである。
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4)日本バラッド協会第7回(2015)会合
「生きている伝統:トラベラーズのスコティッシュ・バラッド(物語歌)」という トーマス・マケイン (アバディーン大学エルフィンストン研究所大学院所長、国際バラッド学会会長) がレクチャーした後にAyuoが演奏とトークをします。

16:15 「伝統的な歌の中の神話、旅人が伝えて行った歌」 by Ayuo
旧約聖書「雅歌」の歌詞を使ったBallad曲: “Song Of Songs” 、その他。

日程: 2015年3月28日(土)
場所: 関東学院大学の関内メディアセンター M-801室
http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/…/c…/kannai_media_center.html
予定時間:会合 13:00-17:00 懇親会:17:30-19:30

出席ご予定の方は2月末までにfolk@j-ballad.comまでお知らせ下さい。(懇親会への出欠も合わせてお書き添え下さい。)非会員の方でもご参加大歓迎です。

日本バラッド協会の会合ブログラムのリンクです。

http://www.j-ballad.com/…/164-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%90%E…

それでは、よろしくお願いします。

https://www.facebook.com/events/771155209631141/?ref=22

引越しの準備

今引越しの準備をしている。家にはのほとんど英語の本が詰まっている200箱位のダンボール箱がある。神話、心理学、哲学、文学、科学の本。科学学会やC.G.JUNG INSTITUTEのレクチャーを書きとったもの等、普段一般的にはないものもたくさんあります。中世ヨーロッパのマニュスクリプト等もあります。自分の90%の持ち物はこうした本でしょう。また、自分の80%の時間はこうした本を読んだり、研究したり、それに基づく言葉や作品を考える事にある。高校性の頃から、文化の研究が一番好きなものだった。それに基づいて、文章や詩を書いていた。本来だったら、大学に行って、そうした研究をしていたかもしれない。2度位大学に行けそうになっていたが、2回とも行けなかった。最後は作曲家の湯浅譲二さんがUCSDの教授になった時に行こうとした。作曲家の藤枝守も行っていた同じ時期だった。しかし、父親の反対が出て行けなかった。この頃の、こうした事からの心の傷は大きい。もしも、行っていたらどうなっていただだろうか?もしかすると日本に戻る事はなかったかもしれない。また、音楽も趣味的にしかやっていなかったかもしれない。それは他の研究に忙しくなってしまったと思うからだ。今だと、音楽を利用して、自分の研究を発表するしかなくなっている。

日本語の本はほとんどない。日本語の文章を長時間見るとめまいがしてくる事もある。しかし、日本語の文章を書く事は頑張って次々と書いている。話す言葉にもそういう事があって、長時間日本語だけを聞いていると、余計に頭を使わなければいけないから疲れてくる。日本に長年住んでいるが、日本語のテレビを見る事やラジオを聴く事がないのは疲れてしまうという理由が大きい。人は本来の自分の育った環境の言葉と文化から離れる事は難しい。年月が立つほど、自分の子供の頃の環境がより強く戻ってくる。これは多くの人にとってもそうでしょう。また、考え方というのも自分が直接的に経験したものに必ず基づいている。人の考え方は自分と共通に繋がるものが少なければ、影響もされにくい。

ビョークの新作とMOMAで行うビョーク・アーカイブ展。

 

今月タワーレコードのフリー・マガジンINTOXICATEでビョークの新作とMOMA(ニューヨーク近代美術館)で行うビョーク・アーカイブ展について書きました。是非、見てください。今回のビョークの新作は名作です。20世紀ではルー・リードの「ベルリン」がそうであったように、時代を代表する作品として残るでしょう。イギリスの作曲家、ジョン・タヴナーは「ビョークほど優れている作曲家は現代音楽の世界では最近中々出会わなくなった」と語っていたが、今回の作品の大部分はビョークの作曲した弦楽アンサンブルの作品の上にダークなエモーションで歌うビョークの曲が中心となっている。アルヴォ・ペルトを思い起こせるところもある。
このリンクはMOMAが依頼したVIdeo Installationのプレビューにつながる。わずか一分半のものですが、その雰囲気が伝わって来る。家族の崩壊の物語が語られている。出て来るキャストはビョーク、元夫の現代美術家マーシュー・バーニーと娘。しかし、聴く者にとっては自分自身に感じる。アルバムの9曲はその記録をたどって行く。メロディーはソフトに歌われるが、その印象は叫び声に近い。

“Arise My Love” from “Eurasian Journey”

数日前、朝起きると聴いた事のあるメロディーが頭の中でなっていた。
しばらく、考えて見たら、この曲のコーラスの部分だという事が分かった。
この曲は1994年の初め頃に作ったものだった。
1994年の3月頃に、上野洋子さんと映像の音楽を録音した時に、このメロディーを含んだデモ音源も録音した。1997年に発売されたAyuoの『ソングス・フロム・ア・ユーラシアン・ジャーニー 』に収録された。
ここで叩いているドラムスのデイブ・マタックスは、70年代以後、イギリスではトップ・プレイヤーの一人。ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、エルトン・ジョン、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジェスロ・タル、ニック・ドレイク、XTC, ブライアン・イーノ、リチャード・トンプソン等とレコーディングやライブをやっている。フェアポート・コンヴェンションのメンバーとしても知られている。彼にこの曲を聴かせたら、『良かったらキーボード・ベースを弾かせてくれ』と言われた。『ベースのギャラはいらない。自分の頭の中でピッタリのベース・ライン』が聴こえてくると言ってくれた。録音は現在ハワイアン・ミュージック・スクールとなっているトイズ・ミュージック・スクールとイギリスのTerra Incognitaで録音された。
曲の歌詞のイメージは旧約聖書の雅歌(Song of Songs)のイメージを使っている。カール・ユングは中世ヨーロッパの思想家、聖トマス・アクィナスの最後の講演と言われている雅歌(Song of Songs) を分析する「オーロラ・コンサルジェンス」のノートをよく引用していた。そのノートでは、雅歌に出てくる男女は一人であって、人間として完成した状態を表していた。
この曲の歌詞は、僕が英語で書いた。
僕の書いた歌詞の最後の方を日本語に翻訳すると次のようになる。
来て、私の愛しい人
光が
ふれあう時に
おたがいの間を流れる
秘密に泳がせて
体内に光る太陽のまわり
百合の花の野原でねっころがって
おたがいの眼をみつめる
そしてふれあう
太陽の日を口の中からかんじ
理解のできないエネルギーにしたがいながら
起きて、私の愛しい人よ
光が瞳をあふれて
時の流れからすべり落ちたように
来て、私の愛しい人
私とともに
心を奪ったのだから
歌詞: Ayuo (英語からの翻訳)
Ayuo – Arise My Love
Ayuo: Vocals, Guitar, Irish Harp, Sitar-Guitar
Yoko Ueno(上野洋子): Chorus
Dave Mattacks: Keyboard Bass + Drums
Words and Music by Ayuo Takahashi
Executive producer: Seiji Omotani ( Toy’s Office)